キッチンスピカココ〔ボトル〕内容量/500ml

【株式会社スピカコーポレーション 代表取締役社長　馬場浩氏 インタビュー】
　


今でこそ?オーガニック?といわれる商品もよく目にも耳にもしますが、スピカココが創業した当時は、食物性の原材料で商品開発すること自体がとても珍しい時代でした。もともと私の父、馬場浩一（現会長）が、大手の食品メーカーで仕事をしていたのですが、食品添加物などが入っているものを販売するのではなく、もっと安全なものの販売をしたいと食物性の洗剤の販売を始めたのがこの会社の始まりです。人にやさしい原料で「肌トラブルを防止、アトピー・肌荒れの原因になる成分は使用しない」ことを宣言し、また「地球環境や人の健康をトータル的に考え、商品を通じて自然により近いものを取り入れた快適な生活」を目指してのスタートでした。




洗剤には必ず界面活性剤が入っています。界面活性剤は泡立ちをよくし、落ちた汚れを再び衣服に付着させない効果があります。もちろんスピカココの洗剤にも界面活性剤は入っています。ただし植物由来（やし油）ですので、石油系由来の洗剤より泡立ちは少ないのが特徴です。泡が少なければすすぎも楽ですし、節水にもなります。あまり知られていませんが、すすいだ後の衣服にも洗剤は付着しています。洗濯後、衣類に付着している界面活性剤が肌トラブルの原因ともいわれています。最近はエコロジーの観点からすすぎも1回でOKという洗剤も発売されていますが、スピカココの洗剤でもすすぎは2回以上をお勧めしています。

実際には、全ての洗剤が除去できるという前提で洗剤を作ること自体が間違いで、もともと洗剤が衣類に残るものとして考え、残っても肌への刺激の少ない成分を使うことが重要です。石油系由来のものは、人類が石油系物質を上手く排除する遺伝子そのものをもっていないために、白血球が攻撃されてしまっている可能性が高いんです。環境への負荷についてもスピカココの洗剤は排水後7日間でほぼ完全に生分解されます。




スピカココ製品は、アトピー性皮膚疾患・アレルギー疾患・科学物質過敏症などの方向けに特化したスキンケア商品として、多くの検査機関からの臨床データがあります。また、日本小児アレルギー学会や小児科、皮膚科の専門医、助産師さんなどからも赤ちゃんからお年寄りまで使用できる製品としてご紹介いただいています。これからも一人でも多くの肌トラブルでお困りの方々へのお手伝いができればと思っています。

※ICA会報誌「Earth アース（Vol.18）」インタビュー記事より