煤染め 100ml
煤染めの特徴
煤(すす)とは有機物が不完全燃焼してできる炭素で墨の原料です。油脂やロウソク、菜種油を使った 燈明から採る油煙、松を燃やしてできる松煙があります。古色の美では松煙煤を天然糊と混ぜて染料にしました。少量の水に溶いてよく揉み込んで染め上げれば墨黒の深い色合いに染まります。下染めをすることでより濃く染まり、ベンガラ泥染めと混ぜることで四十八茶・百鼠のような墨色をベースに沢山の黒をつくりだすことも楽しめます。今ならトートバッグをプレゼント♪
暮らしの中の染色
土に還る。
古色の美のテーマの一つに「暮らしの中の染色」があります。 それは現代の暮らしの中に染めものが溶け込むということ。 掃除、洗濯、家事のように日常的に染めものをする、そんな願いがあります。 古色の美の作る染料は土に帰る環境循環型の染めものです。 水だけで簡単に染められて安全。だれもが楽しめる。 各家庭で気軽に取り入れて染め文化が定着することでものを大事にすること、自分でもの生みだすこと、喜びを生み出すこと、そして環境への配慮へも繋がります。 アーティストや染色家、クラフターや一部の趣味の材料としてだけではなく、小さなお子さんにも使っていただきたい。 染料の使い方には上手いも下手もなく、色を楽しみ、その人なりの表現や楽しさ、喜びの発見に繋がればいいなと思っています。 古色の美の染料はそんな思いを込めて作っています。 材料は自然循環する素材を使います。そして使いやすく、想像力を刺激する。 人と環境が喜ぶそんな商品を作りつづけたいと思います。
色見本
成分:松煙・水・天然ゴムラテックス
染まる容量:300g(Tシャツ約2枚)
※PCの環境により色合いが異なる場合がございます。
染めの手順
①生地が浸かるくらいの水をバケツに用意してください。
◎目安としては、生地の重さに対して10倍の水
※染める前に洗濯するとより染まりやすくなります。糊や油汚れの付着しているもは必ず洗濯が必要です。
②染めるものによく水を染み込ませて軽く手絞りします。水が浸透しにくい生地の場合は、一度お湯にひたしてください。
③泥液が沈殿していますので、必ずよく振ってからキャップ2~3杯を水に溶いてよく混ぜ合せてください。
※液をたくさん入れずにはじめは薄めに染めてゆきます。
④染めるものを入れて3~5分間よく揉み込んで染めてください。
※揉み込むことで色が生地に入り発色がよくなり色落ちにも強くなります。
※色を濃くしていく場合はだんだんと液を足しながら繰り返し染めてください。
⑤染まったら洗ったりせずそのまま手絞りまたは脱水して水気をきってください。
⑥天日干しでしっかりと乾燥させてください。
※しっかりと乾燥させることで色が定着し、色落ちにも強くなります。
■余った液は排水または土壌に流しても大丈夫です。土壌にて分解される成分でつくられているので安心です。
■液を無駄なく使う場合、残った液をペットボトルなどに移して取っておき乾燥後、二度染めにご使用ください。二度染めを行うとより美しく染めあがります。
※煤は下に沈殿してダマになりやすい性質がございます。墨の塊が出てくることがあります。染めむらの原因になりますのでその場合は、手拭いのような生地で流してからご使用ください。
下染め
下染めは濃く、発色よく染めるための助剤です。するのとしないのとでは大きく発色が異なり、どんな素材にも色が定着しやすくなります。
下染剤の詳細はこちら→
※天然ゴムラテックスはアレルギー性となるたんぱく質を除去しています。アレルギーの方でも安心して染めていただけます。
■下染め剤を使うと色合い鮮やかに無駄なく染まりつきます。はじめての方はご購入をお薦めします。
■染まる容量はおおよその目安です。染める素材、色の濃さにより異なります。
染料の使用期限について
未開封で1年間が目安です。開封後はキャップを閉めて涼しいところで保管してください。高温での場所や直射日光の当たる環境での保管は劣化・腐敗の原因になりますので避けてください。
使用後の余った液は冷蔵庫で保管し、一週間以内に使い切ってください。
-----------------------------------------------------
発売元:国際クレイセラピー協会
東京都豊島区東池袋3-9-1 オガタビル5階
TEL:0120-327-900 FAX:03-5950-0761
製造発売元:古色の美 ナカジマ株式会社
〒583-0852 大阪府羽曳野市古市3丁目6-21
-----------------------------------------------------
※転売禁止商品。こちらの商品は個人のwebショップや店舗では販売できません。